こんにちは、お元気ですか?今回は面接や採用基準についてお伝えしたいと思います。良い判断材料になればと思います。
昨今の人材不足の影響なのか、けっこうな大きさの企業でも採用基準が店舗運営すること要するにシフトを回すことのみに注力しすぎていて本末転倒といった感は否めません。しかも、給与は安く済ませたいと強いメッセージが発せられています。
そんな発信にも関わらず優秀な人材を採りたいと願う人は少なくありません。かつては私もそうでした。しかし、どの業界もここまで人手不足が蔓延すると、かなりのヤバい状況ですね。がんばってお店を閉めずに運営しているお店がほとんどですから凄いことです。
でもですよ、どんなヤバい人手不足でも中にはキチンと採用している企業や店舗が必ずあって、採用計画とか「どんな人でも採用してみる(よっぽどヤバい人は除く)」姿勢がしっかりしています。さらに時給が上がっていくイメージもわかり易く表現しています。「真面目にやれば評価するよ!」とです。
運営は大変だと思います。私も店舗で働いていた当時は運営だけで120%の力を使っていて毎日がヘロヘロに疲れていました。ですから120%運営することに「従業員を使ってやろう」と悪の考えしか浮かばないので余計に上手くいきませんでした。売上や利益を伸ばすなんて論外でした。
その時はシフトにたくさん入ってくれる人が私の評価の高い人でした。面接でも「シフトどのくらい入れますか?」以外の質問は上の空です笑。要するに「暇な人」が評価が高い訳です。「暇でない人」は評価される事はありません。
ですから、お店の状態も良くありませんし、頼みの綱の「暇な人」に辞められたら一巻の終わりでした。しかも、頼りにし過ぎているので立場が逆転しています。いわゆる「オレが休んだら困るんだろ?」の逆マネジメント状態なわけです。
ある日アドバイスを受けて考え方を変えて私は採用と評価に対峙し始めました。すると、どうでしょう。運営に困る事はまずないし、売上や利益はガンガン伸びて行きました。
最終系は採用時に入れると申告した日以外もシフトに入り、アルバイトの方たちが、挙ってシフトに入りたがるようになりました。しっかりコミュニケーションを取り、評価をすることを見せた成果だと思います。チームビルディングなんて言葉が分かりやすいでしょうか。
運営に固執し過ぎるともしかしたら反作用が強く出てしまうのかもしれません。強いチームになってどんどん売っちゃいましょう!
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