飲食店で一番困っているのはズバリ「教育」でしょう!
ちびまる子ちゃんの丸男くんみたいなスタートを切りました(笑)
この教育とか育成とかから逃げると規模が大きくならないどころか、売上高を保つことすらも危うくなることが起こります。要するに数値コントロールできなくなるということです。多くの飲食店経営の「第一の壁」といってもいいでしょう。
1店舗の経営でも数百店舗の規模でも経営を安定させるためには、これは蔑ろにはできないポイントとして捉えていただきたいと思います。逆にここだけ押さえておけば「あなたは飲食店経営でほぼ困ることはない」と言っても過言ではありません。
元に戻りますが、飲食店経営者のほぼ全員がこのことから逃げるために飲食店経営を難しくしているのです。
教育や育成、マネジメントなんて言葉は知っているはずです。ある人はジャイアンのようなの制圧型、ある人はスネ夫のような報酬型、ある人はのび太のような迎合型、ある人はしずかちゃんのような寄り添い型など、まだまだスタイルはありますが、どれが成功とか正解とかはありません。
ただ、教育や育成、マネジメントは丸投げではないということを知ってください。飲食店においては作業の初期教育を終えると、あとはその人任せの場合がほとんどです。あなたが要求水準を持ってどうなって欲しいか、どのくらいの期間でそのレベルになるかを持つことから始めます。イニシアチブを取ることはもちろん大事ですが、それに溺れることは問題外です。
気がついた方は賢明です。そう、子育てに似ています。まだ何もできない幼児を一人前にするには、あなたの言葉を聞きたい。最後にケツを持ってくれること、失敗させてくれること、など多くの要素を組み込んでいるのが子育てです。
その根幹は「よく見ている」ということです。何もいうことはないかもしれませんが、目を離す時間が全くないというのが最も良いはずです。「いい人が採れない」と嘆いている方は考えてみてください。誰でも育成はできるし、誰でも成長します。